2014/12/04

【スイス】ユングフラウヨッホのスフィンクス展望台へ
Sphinx Obsevation Terrace

ハイキングで到着したクライネシャイデックは、ユングフラウヨッホとスフィンクス展望台へ行く登山電車(ユングフラウ鉄道)の駅です。
クライネジャイデックでのお昼ごはんを終えたら、赤い登山電車に乗ります。

車窓からはこんな感じ。

ちなみにこの鉄道を作るのは、地盤が堅いし、ストライキがあったり爆発事故があったりで、とても大変だったそうです。ユングフラウ山頂まで鉄道を作る計画だったらしいけど、利用者の高山病などの懸念があって途中のユングフラウヨッホ駅を終着点にしたのだそうです。それでも海抜3454メートル!ちょっと正気とは思えないけどやり遂げている…!

登山電車はクライネシャイデックからユングフラウヨッホまでの間に3駅程停車します。
数分間停車するのですが、ここでガラス越しにこんな氷河なども見る事ができます。

でも数分したら容赦なく出発しますので、時間を守りましょう。
ツアーで来てたインド人ぽい老夫婦が時間に間に合わず残されて出発してしまうハプニングがありました。添乗員さんらしき男性が、客に対してとは思えない程ブチ切れて、イライラしたのか車内でパスポートを投げたりしていました。おぉコワ!
その後、どうやったのか同じ電車に戻れていましたがその後は終着駅まで老夫婦は下車させてもらえる事はありませんでした。厳しい…!

ルールはルールなんだろうけど、海外のお客さんへの対応にビビったところでウユングフラウヨッホに到着。
ここでは怖いハプニングがありました。それは後ほど書くとして、まずはこの展望台
は広くて館内にはたくさん見るところがあります。こんな感じ↓

ついて、まずは④のエレベーターに乗ってぐーんと展望台へ!

ここがスフィンクス展望台、トップオブヨーロッパです。
標高3,571m。富士山山頂と近い高さ。

写真では伝わりにくいのですが、スフィンクス展望台からはアレッチ氷河などの大パノラマを見る事ができます。カメラに写らない美しさです。そして、真夏にも関わらず真っ白ですごく寒い!どこから来たのか、小さくて黒いカラスの仲間の鳥が上のワイヤーに止まっていて可愛かった。

ここでちょっと怖かった事。
⑧のアイスパレスが割と有名だというので、次はそこへ向かおうとしてエレベータを待っていたところに事件は起きました。
スフィンクス展望台は2階建てのようになっているのですが、吹き抜けになっている部分があって、2階のテーブルの上で遊んでいたらしい2歳くらいの子供が吹き抜けの部分から落ちてしまったのです。手すりに一度ぶつかったらしく、大きな音がしたので見るとすぐに大人が子供を抱きかかえて助けを呼んでいました。意識は無い様子。
多くの人でごった返していたので、 優先的に通してエレベーターを使い、どこかへ運ばれて行きました。標高が高いのでレスキューはヘリで来るんだとか。無事だといいな。

アイスパレスについて。
氷河の中に作った巨大な氷の洞窟です。
氷の像が置いてあったり、狭い道があったり。ツルツル滑るのでご用心なのです。

シロクマの家族ですね。他にも動物や置物などありました。
そんな中、こいつに出会いました!

アイスエイジのアイツがこんなところに居た!行きの飛行機でアイスエイジを観ていたのでちょっと嬉しかったです。

氷河は毎年15cmくらいずつ動くのでその都度直すのだとか。
写真は浮かれていますが、この洞窟広いので進めど進めどゴールが見えず、夫も私も怖くなってきたので出口まで急いでしまいました。

外へ出てちょっとホッとしていたらまた事件が。
階段で仰向けにグッタリとしている女性。寝ているのかな?と思ったのですが様子がおかしい気がしたので大丈夫?って聞いてみましたが反応がないのでこれはイカンと思って階下のお土産屋さんのおじさんに伝えました。焦っていたので日本語でなんとか来てもらったらすでに人が集まっていて、どうやら高山病で調子が悪い人だったようです。助けを呼んでもらえたようなのでよかった。無事だと良いのですが。こんな時にきちんと話せる語学力を身につけたいなぁ。

その後は、自由行動のため少しお土産を見て下山し、インターラーケンの観光をすることに急遽決まりました!
戻りの電車はすごく混んでいて満員電車だったのですが、東京のラッシュアワーには遠く及ばないのでまあ余裕なのでした。


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