2013/09/29

エッギスホルンから見るアレッチ氷河

 
さて、ここはどこでしょーか!
正解はエッギスホルンです。360°が展望できるものすごーい景色ですよ!
白人の男性(写真右端)が半袖と半ズボンで氷河の方に走って行ったのを呆然と見てしまいました。10℃以下の気温なんですよココは。
こういう人はどこにでもいますね(笑)

ここまでは、フィーシュから大きめのゴンドラに乗り込みます。立ち乗りです。
ちょっと信じられないくらいの速さでぐいぐい登っていくのですが、途中に何本もある支柱は下りの時に恐怖に変わります。
ゴンドラ内がフワッと浮いた感じになるので各国の観光客が声を揃えて「わー!」と言います。
降りる時にはちょっとだけ連帯感が生まれるはず。

ゴンドラからの絶景です。

乗り換えポイントを経て、似たようなゴンドラでさらに上のエッギスホルン山頂をぐんぐん目指します。
看板で頂上からの景色がネタバレしていますね。


到着して建物から出るとすぐ目の前にどーんと氷河が広がっていました!
標高は2900メートル、風も強くて冷たい!雪もたくさん残っていて冬の寒さなのでヤッケを着て散策します。ちなみに氷河は毎年15センチくらいずつ動いてるんだそうです。
氷河の反対側も山!山!もっと雲がなければもっと山々が見えるらしいです。アイガー、メンヒ、ユングフラウヨッホも天気がよければ小さく見えるのです。くやしい!

山小屋カフェもありますよ。
外は極寒なのであったかいコーヒーを飲みたくなるのすごいわかるわー。

周りはほとんどごつごつの岩場なのですが、所々にかわいい高山植物が咲いていますよ。
おや?岩の陰で10センチくらいの小さいモフモフが動いていますね。
何かと思ったらネズミだそうで。
こんな標高の高いところにもネズミが棲息していることにビックリ。
木も生えていないのに雪も残っているのにかわいいモフモフが棲んでいるエッギスホルンです。何を食べてるのかな?こちらに気づいたら奥へ消えてしまいました。

ヒゲロープウェーで下の街に降りたら次は本日のお宿のある、スイス屈指の山岳リゾート地ツェルマットを目指します。ツェルマットは環境保護のために自動車やバスの乗り入れを禁止しているため、テーシュから出ている赤い電車に乗って向かいましょう。

ヒゲロープウェー

Main camara:OLYMPUS E-PL2

2013/09/24

わいわいと持ち寄りパーティーのこと Home party in the wonderful home!

ずいぶん前だけど、6月に会社の後輩の家で持ち寄りホームパーティー女子会をしました。
後輩TDの家がステキすぎてやばいということを誰かから聞いたので、遊びに行かせてーって言ったら是非と言ってくれまして。せっかくなので持ち寄りでホームパーティーをやらせてもらうことになりました。みなさん誘ったら全員で7名に!
大勢でお邪魔しちゃったわけなんですが、収容可能なんです。噂通りの素敵なマンション!
いろいろそろってて広くて素敵なお城ですこと!2LDK!ガラス張り窓!広いベランダ!いいな!いいな!エントランスの扉がデカすぎて開く扉だと思わなくてびっくり。

さて、パーティーの件です。
ひとり1〜2品ずつ持ち寄ったのですが、本当にみんな料理が上手だった!
絵に描ききれなかったお料理もいくつかあるけどどれも美味しかった。
エディブルフラワーのサラダやかぼちゃのサラダ、鶏肉と卵のコーラ煮、生ハムとチーズみたいなおつまみ類もあるし、デザートはパウンドケーキとブラウニー、家主はできたてのピラフを出してくれるし、聞いたことも無かった横文字の肉料理(パテ・ド・カンパーニュ)もあるし、おみやげの中国のお菓子などなど色んな種類が集まりました。
ちなみに、私が持って行ったのは夏野菜のマリネキノコと鶏肉のココナッツカレー煮と自家製のリモンチェッロとレモン酒です。
夏野菜のマリネが好評で嬉しかった。
家に帰って作ってみた人もいたようなのでレシピを書いてみます。
 野菜は火を通しても美味しい野菜であれば何でもいけます。
下の材料の他にタケノコとか、オクラとかも美味しいです。

材料
れんこん(5cm)いちょう切り
ズッキーニ(1本)輪切り
ピーマン(1コ)一口サイズ
パプリカ(1コ)一口サイズ
ナス(1本)輪切り
ミニトマト(5コ)
鷹の爪(小半分)輪切りでお好みで調節

調味液
しょうゆ(大1)
みりん(大3)
はちみつ(小2)
お酢(小1)

オリーブオイル(大1)

野菜をオリーブオイルで炒めて、暖かいうちに調味液に漬けて、冷やしてお召し上がりください。それだけ!簡単だし、一品になるよー!

2013/09/19

フィーシュでランチ We ate lunch in Fiesch!

またバスに乗り込んで、エッギスホルンのあるフィーシュを目指します。
くねくねの峠の登りがつづくのですが、気を抜くと車酔いします。
こんなヘアピンのカーブの連続です、おえぇ
写真では伝わりきらないかもしれないけど、このくねくねを大型バスが走行します。景色は良いのに!

工程表にはなかったヌフェネン峠で、眺めが良いとのことでちょっとバスを止めてくれました。
外の気温は15℃くらいなんじゃないかってくらい寒い。なんで十字架が立ってるんだろう?日本の山にある鳥居みたいな感覚なの?
このあとは下りが続くんだけど、とにかく自転車がどんどん登って来てバス運転しにくそうでした。そのままずっといくとあの有名なフルカ峠もあったと思います多分。
スイスを含むヨーロッパはサイクルロードレースって言うのかな?自転車競技が盛んでツールドフランスみたいに、マウンテンバイクで坂を登る人が大勢いました。
体力すごいなー。

フィーシュについたらエッギスホルンの前にまずはランチです。
この記事はランチがメインです。旅の行程順に書いてるから何がメインで書きたいかわかんなくなってるけど、気にしないでください!
それよりランチは魚料理だそうです。スイスの魚料理って何だろう?楽しみ!


こちらの鹿の壁掛けが存在感を放つスイス料理のお店。
なんかちょっと斜めに生えてるなぁ。


サラダ、マスのムニエルとジャガイモ、デザートはチョコレートムース。
サラダはパイナップルの風味のドレッシングがかかってたけど食べやすくて、ビーツ(赤いの)も私には珍しくて良かったです。マスのムニエルは皮までぱりぱりでおいしかったし、タルタルソースにも合ってた。デザートのムースは洋酒の香りがして濃厚で細かいチョコも入っていて好きな味でしたが量が多かったー。全体的に美味しくて満足です!

店の前のおっさん。ヨーロッパのレストランの前でたまにみかけるおっさん。
この人、名前があるんじゃないかと思うくらいよく見る気がするー。
ごちそうさまでしたー!

2013/09/12

サン・ピエトロ教会

カステルグランデから徒歩で街まで降りていきます。
あそこに見えるサンピエトロ教会を目指しますよ。


途中の路地の雰囲気がいちいち素敵です。家の形や色や窓の大きさやなどいろいろ厳しく決められていて景観を守っているのだそうです。

「時計塔よ!こんな町に住みたかったの!」
とか言う魔女の宅急便はストックホルムがモデルらしいけど、こういう街にも時計塔があったりします。




サンピエトロ教会に着きました。今日は日曜日ですので、ミサがあるんだって。なのでミサが始まるまでは見学とお写真OKとのこと。とっても荘厳です!聖書をもって人が集まってきました。ミサが始まるとパイプオルガンの曲が流れ始めます。

ミサが始まったのでお外に出て少し散策しましょう。

街角はこんな感じ。
石畳の道、建物のデザイン、統一感ある雰囲気がオッシャーなのです。


街には所々蛇口があって水が出ているのですが、この水は飲めるのだそうです。

このオジサン(神様かな?)が蛇口くわえててそこから水が出るというちょっと斬新なデザインもあります。飲むにはちょっと抵抗があります。

飲めると言われたけどやっぱり飲めない小心者はキオスクで水を買いました。
前にも書いたけど水が高いんだコレが。
evianとか3スイスフランくらいします。しかし、私は発見しました。

これ!1本1.5スイスフランのOKウォーター500ml!なんと別の水の半額!
うん、お値段すごくOK、量もOK、でも味はあんまりOKじゃない。
むしろNOウォーターなんじゃないかっていうこの水は、お手頃価格でこれからの愛用の水となることでしょう。まあ、味は慣れます。

では再びバスに乗ってフィーシュに向かいます。この赤いところです。
目的のエッギスホルンへ向かいます。

2010 Fiesch derailment location

2013/09/08

古城カステルグランデ

ホテルHolidayinnの朝食はこんな感じのフッフェスタイルで好きな物を取ります。とにかくなんでも取ったという感じ。朝ご飯を食べたら、中世の面影を残す古城カステルグランデを目指します。

コーヒーがあまりおいしくなかったので添乗員さんがエスプレッソを頼んでくれました。言えばやってくれるんだね。ズッキーニとナスを薄くスライスして焼いてあるおかず(右上)がおいしかった。

陽気なミラノ出身の運転手さんが本日の担当。ミラノは大変運転が荒くて、イタリアの中でも運転しにくい都市の一つなので、ミラノの運転手っていうことは運転技術高めなのだそうです。特に割り込みとか、きわどい追い越しとか得意です(やめてー!)。


車窓から湖畔に別れを告げていると何とウシがいた!さすがスイス、街にもウシがいるのかと思ったら、別にそういうわけじゃなくて今日は特別に撮影のためにここにいるんだって。それにしてもずーっともぐもぐしてる。

1日目はまずカステルグランデに向かっています。カステルグランデはスイス・ティッチーノ州の州都であるベリンツォーナにある世界遺産に登録されている3つのお城の一つなのです。

Castelgrande Bellinzona

3つとはカステルグランデ、モンテベッロ城、サッソ・コルバロ城を言います。中でもカステルグランデは中でもカステル=城 グランデ=大きな という意味を持つとても大きなお城なのです。
日本語に訳すと「巨城」っていうざっくりした名前!へー!世界遺産なのにざっくりしてる。



エレベータが設置してあるので、観光客はここから上へ簡単に上れます。
エレベーターホールは天井にこんな穴があいてて光が入る。



エレベータを下りるとこんな通路。日差し強い!古城カッコイイ!

遠くに見えるのがサッソ・コルバロ城。



登ると一面芝生です。
左の建物は結婚式でも使われたりしますし、レストランもありますよ。夜にはライトアップしてきれいだそうなのですが、夏はなかなか暗くなってくれません。


眺めがすごい。昔、この城でも戦いがあったなんて思えないほどのどかですが、ベルンツォーナは昔は戦いの中心になった土地なので強固な城壁が築かれたとかなんとか。う〜ん、この芝生のとこも血に染まったのでしょうかね。思いを馳せたりしてみました。



で、塔にも登れます。城壁を歩いてたら塔の壁に鳩が巣を作っていました。壁の小さな穴から鳩の顔がいっぱい覗いてて、鳩マンション"カステルグランデ"人気物件だわー。


次はここから下に見える街、ベリンツォーナを観光。
サン・ピエトロ教会に入ってみますよ。

2013/09/03

マルペンサ空港からルガノの夜のお祭り

マルペンサ空港に着いたのが夜の6時頃、そこから2時間ほどかけて今日のお宿があるルガノまでリムジンバスに乗ります。8時になっても9時になっても一向に暗くなる気配がありません。あれ?時計間違ってる?って思ったのですが、ヨーロッパの夏は日がとーっても長くなるのです。
見よ!この窓の外の明るさを。

日本もこうだといいのに。
そしたら仕事帰りに夕焼けが見れてもっと楽しい気持ちで毎日を過ごせるに違いないよね。
写真はマルペンサ空港内部。コレしか撮れなかったくらいの急ぎ足。

ルガノに着く前に車窓から見えた湖、こちらはコモ湖。
湖畔にはヨーロッパの各王室や富豪等が建てた豪華な建物が立ち並んでいてカジノもあるのだそうですよ。ホテルもお高めなんだって。

これから向かいますルガノは、スイスのティッチーノ州にあるイタリア寄りの都市です。イタリア語が主に使われています。こちらも湖のある美しい街なのです。

Ticino in Switzerland

マルペンサ空港に到着したのが10時前だったので早くしないとお店が閉まる!ってことで到着後すぐに飲み物を調達しに目の前のケバブ屋で夫はビールを、私はミネラルウォーターを購入。久しぶりの海外での買い物にちょっと緊張してしまった。ケバブ屋なのにケバブ買わなくておじさんごめんね。
他はもう遅い時間なのでお店全然空いてない…;;

薄暗くなって来たけど、せっかくなのでそのままルガノ湖のほとりを散策することにしました。湖畔に近づくにつれて音楽が聞こえてきます。

なんと、地元のお祭りをやっていました!屋台もたくさん出てる。みんな楽しそう。


町の人が踊り狂うのを横目に私たちもピスタッチオ味のジェラートを買ってみました。
クリーミーで香ばしくて濃厚ウマーーー!

湖畔は風が涼しくて気持ちいい!クルーズの船も出航するところ。いいなー!
もうちょっとぐるぐると湖畔を散歩してたらゆっくり夜が更けていきました。

お宿はHoliday inn Luganoフツーのビジネスホテルです。
さて、次の日はカステルグランデとエッギスホルンとアレッチ氷河観光なので、早めに寝ましょう。
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